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東京痴漢事情

18歳まで暮らしていたのは長野県松本市です。

高校生になると通学範囲が広がるため、電車、バス、自転車とさまざまな手段で通うようになります。私は自転車だったので、痴漢被害の経験はなく、公共交通機関で通う友人からも、痴漢の被害を聞いたことはありませんでした。首都圏のような混雑はないからかもしれません。

それが進学のため上京し、私鉄で通学するようになると事情は一変。

大学1年生の間暮らしていた西武池袋線豊島園駅から出る電車は、当時は全部始発の各駅停車だったので、それほどでもなかったのですが、2年生になる頃転居し、石神井公園駅を使って急行で通い始めると、たいへんな頻度で被害に遭うようになりました。10分以上、ぎゅうぎゅう詰めで乗客同士の位置が入れ替わらないため、痴漢にとって犯行をしやすいわけです。

こうしてブログという場を得ましたので、主に電車での痴漢被害の経験につき、思い出せる限り書き残していこうと思います。