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2014年度 測量士との対決

4月1日、息子の早稲田大学入学式に夫婦で参加しました。午前中は3学部合同入学式、午後に法学部のみの入学式があります。偉い人が、「本学の学生アンケートで、校歌を何も見ないで1番を歌える者が37%、3番まで歌えるのはわずか14%と出ました。嘆かわしいので、ちゃんとマスターしてください」と話をしました。息子は3歳から東京六大学の追っかけをして、応援団のものまねをし、校歌応援歌を歌ってきましたので、問題なしです。

4月13日、息子が入部届を出しました。幼い頃から夢見続け、そのために進学した大学なのに、約束した応援部ではなく、体育会ラクロス部です。高校の先輩に誘われてビデオを見たらおもしろくなり、早朝の練習に参加したらその気になってしまったのでした。翌日には高価な道具を買いに連れて行かれました。応援部主将には、私と息子からお詫びのメールを送りました。そして、週に5回、始発で朝練習に出かける息子のためにおにぎりを2個作って持たせるという、母にとっても過酷な生活が始まったのでした。

5月19日、ラクロス早慶戦がありました。立派なパンフレットが作られ、なんと入場料もとる、一大行事です。強豪校同士の定期戦なので、他大学の学生も大勢見に来ます。打ち上げで行った店は、私がクーポンで訪問してレビューを書いた、しょうもない店だったそうです。

松本の母の携帯電話には歩数計機能がついており、その数字が翌朝私のところに送られてきます。それがときどきゼロで届くので、そういうときはすぐに電話をかけます。「ゼロだと心配になるから、便所の往復でもして、とにかく数字を出してくれ」と何度か頼み込みました。こりない母なのでした。

7月23日、世田谷立教会の夏の行事、「わが町ランチ会」が開催されました。集合に来なかった無断欠席者が3名、1名は入院が理由なのでしかたがないのですが、もう2名はころっと忘れていたとのこと。先が思いやられます。

8月11日、いつも利用する電車が止まりました。年配の兄弟が、最寄り駅で同時に電車に飛び込んだのです。息子の友人はその飛び込みを目の前で見たそうです。電車が動き出したので、駅に行きました。懸命に片づけたでしょうに、線路のあちこちには小さな肉片や白いスジがついていました。1時間ちょっと前には人間だったはずのものです。

東京都行政書士会の選挙管理委員となって2年が経過しました。だんだん親しくなって雰囲気がいいため、7名が残留しました。新しくはいった女性ともすぐに仲良くなって、女性3名で外食やクーポン飲みを楽しむようになりました。

8月24日、「看取り士」の全国大会というのがあり、mixi友達に誘われて参加しました。この資格を取った人は、まだ全国に30名もいないといいます。合宿2週間で取得できるとのことで、ちょっと負担が大きいため、資格おたくでも食指が動きませんでした。ところで、そこで紹介された歌がたいへん印象的で、すぐに覚えてしまうほどでした。「続く命」というタイトルです。

9月14日、中学校のクラス会が松本の浅間温泉の旅館で開かれました。83歳の担任の先生も出席されるということで、高速バスで往復することを決めました。自己紹介の際、「行政書士をしています。相続適齢期の皆さん、同居しないきょうだいとの不動産の共有登記は、あとあとトラブルのもとになるので、絶対しないでください」と言うと、あちこちでざわめきが広がりました。

二次会は旅館内のカラオケルームです。トイレに行くと、便座が上がって、しぶきが飛び散っていました。会場に戻って犯人捜しをしました。ある男子が名乗り出たので、「座ってするか、拭いてから出ろ!」と叱りつけました。彼は昔から叱られキャラでして、級友の結婚式に出た時も、担任から何やら叱られていたそうです。なおこの一件、女子から喝采を浴びました。皆さん、自宅で苦労しているのではないかと思いました。

3年前に行政書士試験の補助員だったのが縁で知り合い、息子の大学受験の相談相手をしてくれた男子大学生が、大学院を受けることになりました。そこで、受験指導をしてほしいとの依頼が。やっと私が恩返しをすることができます。カラオケルームでドアの開け方からおじぎの角度、表情、面接の問答など、1週間で3回、超特急のトレーニングをしました。彼は無事合格できました。

11月29日、東京都行政書士会ソフトボール大会に我が目黒支部が初めて出場しました。人数の少ない支部で、比較的平均年齢も高く、これまではそういう雰囲気にならなかったのです。ところが、運動経験のある若手男子(四十代)が前年に3人も加入し、一気に気運が高まりました。そして、初出場なのに、実績もユニフォームもある大田支部に勝ってしまったのでした。

相続人が5人でめぼしい財産は土地だけ、という案件があり、半分弱を宅地として売却して精算、残った部分に若夫婦が新しく家を建てて住む、という流れで進めていました。しかし、11年前に測量をしたはずなのに、その後の計算がでたらめで、実際の面積が大幅に少なかったことが判明しました。相続も人間関係もめちゃくちゃになりました。固定資産税も、誤った高い金額をずっと納付していました。しかも、これは取り返せません。担当した測量士は、本部への住所変更届も満足にしないまま転居していました。住所を突き止めてお客さんと一緒に急襲しました。喫茶店で一触即発のような状況になりながらも、非を認めさせました。最終的には、同行したお客さんの意向で、無料で測量登記のやり直しをするということで手を打ちました。それでも、結論としては全体を売却する以外ありませんでした。これも、不動産の安易な共有登記の末路です。

目黒支部には、立教大学の卒業生が4名いることがわかっていました。そこへ、もう一人、少し先輩の女性が新たに登録しました。これは、この5名を土台として行政書士立教会を結成せよとの、神のお告げだと思いました。1月8日、東京都行政書士会の500名規模の新年会がありました。そこであちこちの人に聞き込みをし、会長副会長にふさわしい大物卒業生2名と名刺交換しました。ところで、身長が10センチほど高いものの、うちの息子にそっくりの男子を発見しました。スマホの写真を見せると、彼も「うわっ、似てる!」と驚きました。一回り違いですが、えとも一緒、なんだか運命を感じました。

新入会員にメールを送りました。すると、常に件名を書かない、支部長と私に同時送信してと何回書いても私だけに送る、内容も毎回ちぐはぐ、おまけに一晩で携帯アドレスを変更してくるというありさまで、頭を抱えました。

同業友人がフィッシング詐欺に遭いました。家賃を振り込もうとしたら、画面がおかしな動きをして、預金が499,000円吸い上げられ、謎の中国人口座に振り込まれてしまったそうです。しかし彼女も法律専門職。すぐに警察に連絡をして該当口座を凍結しました。早く手を打ったためか口座の現金を移す暇がなかったようで、7割くらいは取り戻せることになった、といいます。一般の検索から銀行のトップページを呼び出すという、ごく普通の操作をしただけなのに、偽サイトに導かれてしまったとのことです。

大阪で開業したパチモンに頼まれて、日韓共同で設立した法人の理事に名を連ねました。その総会が韓国の大邱で開催されるため、3月10日、久しぶりに渡韓しました。向こうの資格学校の皆さんは気持ちのいい方ばかり。すぐに仲良くなって、夜は郷土料理の店で楽しく宴会をしました。お子様味覚のパチモンが好き嫌いばかり言うので困りましたが。