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2006年度 mixi登録

法科大学院の2年生になりました。後輩もたくさん入ってきて、中には気の合う人もいました。

人事業務経験に直結し、司法試験の論文選択科目にするつもりの労働法の講義が、遅い時間に設定されているとわかりました。受講を終えてからの帰宅では、夕食の支度に支障が出ます。

そこで、5年生になった息子に、週1回、夕食当番を任せることにしました。ごはんは朝炊いておひつに入れてあるので問題なし。鍋の水に漬けておいた煮干しのだしを沸かし、わかめ、切り干し大根、麩の3つの乾物からローテーションで2種類の具を入れて味噌汁を作ることを教えました。メインの揚げ物は近くの肉屋で買うことにし、付け合わせは刻みキャベツと切ったキュウリ、ミニトマトです。何度か一緒にやって教えたところ、ちゃんとできるようになりました。

最後に勤めた会社では、障害者雇用や職場定着の支援なども担当していました。その縁で親しくなった二十代男子がいました。知能が高いタイプの発達障害で、とてもフレンドリーな青年でした。息子も交えて2回映画を見に行くほど仲良くなりました。

6月、彼の訃報が飛び込んできました。そのとき書店にいたのですが、背筋が凍るというのはこういうことか、と感じました。息子と共に彼の思い出を手紙に書き、お通夜でご両親に手渡してきました。

この年、ホリエモン裁判がありました。傍聴に行きましたが、抽選がたいへんな倍率となり、入場できませんでした。ホリエモンについている弁護士が刑事実務基礎を担当しており、そこでちょっとだけ話をしてもらえました。

これまでは、mixiなどというあやしげなものは絶対やらない、と決めていたのですが、誘われて始めてみたらけっこうおもしろいとわかりました。mixi上の友達もできてきました。その中で、これからとりたい法律系資格を多く保有し、運転免許はけん引まで網羅し、韓国語もネイティブ級という、方向性がここまで似た人はいない、という日本人が、韓国から一時帰国するとのことで大学院の近くまでやって来ました。そのmixi名は「パチモン学者」。3歳下、ぽっちゃりして童顔の、マシンガントーク男でした。

その翌日、10月7日に母校である長野県松本深高校130周年式典が開催されました。少し前に案内の往復ハガキが届いたのですが、突然母校愛に火が付き、日帰りでも出たいと思って帰郷したのでした。父も祖父も通った、旧制中学からの伝統校。会場を埋め尽くす爺様たち。歌詞カードも見ずに校歌を五番まで歌う先輩方を見て、何かのスイッチがはいりました。

秋の漢字検定、勉強が進んできた息子が、とうとう7級(4年生レベル)、6級(5年生レベル)を併願することを決意しました。もちろん合格ボーナスのダブルゲットを狙ってのことです。みごと、両方合格しました。少額のエサで釣ってバカが治るなら、こんないいことはありません。実は最初から、息子の受験動機づけに私も一緒に準1級を受けていたのですが、こちらは不合格続きだったのでした。

何度目かの正直で、法学検定2級総合コースにようやく合格できました。これは司法試験の短答式にもつながる内容なので、一歩前進した気分になれました。

高校の同窓会につながる何かをしたいと考え、東京支部の役員に会いに行ったり、mixiでオフ会の募集をかけたりしました。ところがなかなか集まらず、しかたなく同窓会名簿を見ながら、首都圏の同期生に誰かれかまわず片っ端から電話して十数名を集めました。1月23日当日、新宿のイタリアンには、ろくに面識もない人も参加してくれて、とても楽しい飲み会になりました。

冬の漢字検定で息子が5級(6年生レベル)に合格しました。こうなると欲が出てくるらしく、中学生の内容である4級の学習に着手しました。