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2016年度後期 戦うおばあちゃん

9月26日に行政書士立教会の設立総会を開催し、ほっとしていた2日後、近所のローソンを出たところで派手に転倒しました。薄暮でちょうど見通しが悪い時間帯です。さらに、水道工事か何かをした跡が、5センチほどの段差になっていました。そこを右足で縦に踏み外したわけです。あまりの痛さにしばらく立てませんでした。よろよろと帰宅する途中、仲良くしているシュークリーム屋さんで氷をもらい、少し休んで冷やしました。翌朝一番で区役所に電話をし、「公の営造物が通常有すべき安全性を備えていないではないか」と、因縁をつけました。施工業者が菓子折りを持って飛んできて、治療費の支払いを約束しました。転んだのが設立総会の後でよかったです。

10月15日、松本深志高校の創立140周年記念式典が開催されました。私の頃は女子生徒の割合が3分の1くらいだったのですが、今はおよそ50%とのことです。また、応援団にも女子が大勢はいっており、「男気のある女子」が活動を支えているそうです。10年前は手元の歌詞カードを見て歌った校歌を今回は5番まで覚えていったのですが、あっさりとスクリーンに映し出されました。懇親会では中学校時代の担任の長男君と初顔合わせしたり、亡父の昔の教え子が偉くなって来賓で参加していたりして、なかなかエキサイティングでした。

大阪で行政書士をしているmixi友達のパチモンが高機能広汎性発達障害に認定されたそうです。昔からコミュニケーションに難があるのは明らかだったのですが、なまじ高学歴でIQが高く、難関資格も多数持っているため、「あなたは弱者ではないでしょう?」と、なかなか申請が通らず、苦労していたのを知っていましたから。この申請、高校時代の先生や友人が「お前はこういうのに該当するのだと思う」と、力を貸してくれたのだそうです。胸が温かくなりました。

支部の重鎮である先輩が急に亡くなりました。まだ63歳でした。能力も人柄もすばらしく、ずいぶんお世話になりました。春に生まれる予定の初孫を楽しみにしてらしたといいます。告別式の最後に、喪主を務める奥様から、「せっかちな人だったから、こんなに早く逝ってしまって」とあいさつがありました。

11月6日、東京六大学VSヤクルトスワローズという試合がありました。10年前にも同じイベントがあり、その時は家族3人で、今回は私一人で見に行きました。六大学の応援団は、交代制というか、合同です。たいがいのファンは、大学問わず、主だった応援歌は歌えるものです。試合前の旗は、六大学プラスヤクルト球団旗というわけで、7本立てられました。国歌独唱はヤクルト名誉会員であるさだまさしでした。試合結果はさすがプロ、12対1で大学生の完敗でした。また10年後が楽しみです。

11月18日、明治大学駿台行政書士会の懇親会がありました。他大学が立教会の発足を喜んでくれて、正式な設立前から、中央大学、早稲田大学の会にも招待されていました。二次会はちんまりと7名でビアレストランへ。すると、隣の男性がもじもじと「百瀬という名字は松本由来ですか?」と聞いてきます。脊髄反射で「もしかして、深志高校ですか!?」と問い返すと大当たり。東京での7名の席に地方の県立高校同窓生が二人いるなんて、気の遠くなるような確率ですね。15年上のその先輩は、仕事上でも大切なパートナーとなり、現在に至ります。

その翌日、世田谷立教会の設立25周年パーティーが開催されました。育児や学業の都合で活動の度合いに濃淡はありましたが、私も20年近く参加し続けている会です。この日は財務委員長として受付の金勘定をしました。会費を明記しないご招待方式でしたが、ある地域会の代表者がご祝儀を持ってこなかったのにはたいそう驚きました。

大晦日、家族で松本に帰省しました。ごちそうを食べていると、ニュースを見て息子が「ねえ、フランスで行方不明になった留学生の話って、いつ頃から知ってた?」と言います。よくよく聞くと、そのお嬢さん、高校のクラスメイトだったというのです。その高校からはあまり進学しない、地方の国立大学の学生なので、まったく気づきませんでした。部活は?あだ名は?といろいろ聞いているうちに、人物像が具体化し、彼女がどんどん近い存在になってきました。もう、「息子の友達の安否」という次元に急変してしまいました。若い娘さんがこんなことになり、親御さんの心配はいかばかりかと思います。

カード支払いは、ディフォルトをリボ払いにしておき、毎月請求メールが届いたら「一括に変更」という手続きをします。なぜこんなめんどうなことをするかというと、リボ契約をつけておくことで年会費が半額になるからです。ところが1月、うっかりしていてその操作を忘れ、金額が確定してしまいました。問い合わせをしたところ、「このままですとリボ払い手数料が2800円強ですね」と言われたので、すぐに渋谷のATMに走って、残額を全額振り込み、手数料発生を阻止しました。自分が得をしない手数料や利息が大嫌いです。リボ払いを一度でもしたら、人間、おしまいです。今後は絶対に一括変更操作を忘れません!

近い将来、91歳になった五女の伯母の写真が必要になるだろう、ということで、後見人の従姉とその娘、私で伯母をホームから連れ出して写真館に行きました。最初は皆で撮り、次に一人で撮影してもらいました。放っておくとすぐ無表情になるので、カメラマンさんは上手に質問を投げかけて興味を持たせてくれました。ものすごい枚数の写真が撮れて、そこからいいものを選びました。

1か月の間に松本の母が2回、怪しい電話を受けました。1回目は、10万円以上するシャンプーリンスを送ったから振り込め、というもの。母:「払わなかったら娘や息子に連絡するって言うんだよ」私:「望むところだ、こっちに回してくれ」と励ますと、自分なりに市の消費者センターに相談するなどして、知恵をつけたそうです。結論から言うと、品物は来なかったようで、母も拍子抜けしていました。次の電話は警察署の「イトウヒデキ」を名乗る男から、個人情報漏洩の連絡だったとのこと。電話を切った後、松本署に電話して、イトウヒデキなどいないことを確認し、無事、撃退できたようです。まだまだ気丈で手ごわい年寄りですので、悪徳業者はあきらめたのでしょう。

3月上旬、恒例の法人総会のため、韓国に渡りました。パチモンとともに無事に総会をすませ、自由行動日は一人で映画三昧。ところで、韓国人の映画鑑賞マナーは感心しません。上映中に袋ガサガサは当たり前。スマホを平気で見て、あたりを明るくします。それどころか通話もします。今日は、どこかのじいさんが上映中に「かーっ、ぺっ!!」を盛大に何回もやっていました。どう考えても、ティッシュやハンカチに出している様子ではありません。映画が終わってから、その席を確認しました。通路のじゅうたんと足元の防水床、いずれもべちょべちょになっていました。